門前町の観光情報
大本山總持寺祖院
かつての曹洞宗の大本山「總持寺」。本山の機能が横浜市へ移転する際に、移転先が「大本山總持寺」となり、能登の「總持寺」は「總持寺祖院」と改称され別院扱い。1321年に開山された北陸きっての古刹です。荘巌な佇まいは奥能登にあってひときわ存在感を放っています。予約をすれば、座禅体験や精進料理を食べることが可能です。
猿山岬
奥能登最後の秘境と呼ばれています。3月中旬から4月下旬にかけて約8haにわたって自生する雪割草の群生地があります。
琴ヶ浜
その昔、土地の娘お小夜と若き船乗り重蔵との悲恋物語が伝わり、砂丘を歩くと「キュッキュッ」と女の人が泣くような音がすることから「泣き砂の浜」として知られています。はるかに猿山岬を望む景勝の地となっており、台地に国民宿舎「能登つるぎぢ荘」があります。ここから黒島に至る腰細海岸は、昔からノリ漁と北前船の根拠地でもあって、その面影を今に残しています。また、白砂の美しい海岸にはハマナスやハマヒルガオの群生もみられます。白い砂と青い海は、能登半島でも他と異なる趣をもち、サーファーにも人気のスポットです。
阿岸本誓寺
全国でも三指に入る大きさの茅葺屋根をもつ寺院として知られる奥能登最古の真宗寺院。石川県指定の天然記念物であるアギシコギクザクラは5月上旬から中旬に開花します。
輪島市天領黒島 角海家
能登半島地震で全壊した角海家の復原工事が完了し、平成23年8月13日より一般公開されています。北前船の廻船問屋として栄華を誇った角海家の収蔵品を展示しており、当時の繁栄ぶりが偲ばれます。
桜滝
能登半島では屈指の落差を誇る滝です。桜滝は、男滝と女滝があり、男滝は落差約45mで、大岩棚から流れ落ちる五段の神秘的な滝です。女滝は落差約25mで、男滝となりの谷筋にある三段の滝です。これらの滝は、滝神社の中にあり、昔から地域の信仰の対象になっています。
あての元祖
アテとはヒノキ科のアスナロのことです。アテの元祖は能登半島では最古参、最大といわれています。浦上の泉家の庭にある2本の老木で樹齢800年、周囲は4mに達します。アスナロは石川県の県木で、輪島塗の板ものの材料ともなります。